台襟によって印象が変わる!あなたが引き立つ、正しいワイシャツの選び方。【ワイシャツ編】

大人のスーツ学 基礎知識編

2018.10.03

大人のスーツ学とは?

ビジネス、プライベートにおいて、スーツを着こなすために最低限必要となる、知っておいて損のない、基礎知識をお届けしています。大人のスーツ学を学ぶことで『正統派』と呼ばれるベーシックなスーツの着こなしを学ぶことができます。

 

本日、お届けするのは『ワイシャツの選び方・台襟が重要項目!』です。ワイシャツを選ぶ時、どこをみて選んでますか?胴回りや腹回りを気にして選んでしまうと言う方も多いのではないでしょうか?日本のサラリーマンの方は、毎週の飲み会で気がつくとビール腹なんて事もあると思います(仕事終わりのビールは最高ですけどねw)

 

ちょっと脱線しましたが、ワイシャツの話に戻ります。
結論から言うと…

 

「ワイシャツは、台襟(だいえり)で決まる!!」

 

少し詳しく説明していきますので、正しく理解してバランスのとれた襟元を作ってください。
そもそも台襟(だいえり)ってどこ?という方もいると思うので、説明すると

ここが前台襟です。 最近の前台襟は平均3㎝くらいです。

 

ここが後台襟です。最近の平均的な後台襟は4~4.5㎝ですね。

 

それではいつものように鏡の前でセルフチェックしてみましょう。

 

1、自然な状態で腕を伸ばしてチェックしよう!

腕を自然と伸ばして、肩の力を抜いた状態でチェックしてください。腕の長さ同様、人それぞれに首の長さも違っているので、スーツ・ワイシャツの襟・首のバランスをチェックしてみましょう!

 

あなたの首は長い?短い?ほんの数センチの違いで見た目が大きく変わるので、必ず自分にあった台襟を選ぶべきです。

 

台襟のバランスの基本は、ジャケットの襟からワイシャツが、1.5㎝出すのが基本。これよりもシャツの襟が出ていると、スーツスタイルのバランスが崩れ襟だけ目立ちすぎます。

 

衣服の歴史を調べると、顔の近くにある「衿」は、自らの「富」「権力」を示す装飾として使われてきたようです。確かに中世ヨーロッパの王族や、貴族、軍隊の方も派手な装飾のついた襟の服を着ています。

 

「衿が異常に目立つ=自己顕示欲が強い」と見られやすいようです。

 

首の長い方に似合うシャツの形とは?

首の長い方は高い台襟を選んだ方がいいようです。台襟が低いと必要以上に首が見えてしまうため間延びした感じに見えて頼りなく見えてしまいます。イタリアンテイストのドゥエボットーニというシャツは台襟に2つボタンが付いており他のシャツに比べると台襟が高く作られていますので首の長い方にはおすすめです。

 

高い台襟のメリットとしては・・・

・首の長い人にとっては、頼り甲斐のある印象を与えられる
・ネクタイの結び目を、より立体的に見せることができる
・高い襟が自立しているため、ネクタイを外した時の襟元が綺麗に見える


 

首が短い方に似合うシャツの形とは?

首の短い方は台襟の低いシャツを選んだ方がバランスが良いと言われています。首が短い方が台襟の高いシャツを着ると顔が大きく窮屈に見えてしまいます。そんな方には台衿が低めのシャツ、またワイドカラーやホリゾンタルカラー(カッタウェイ)など衿の開きが広いシャツを選び、ネクタイのノットを太めにすると窮屈に見えないのでおすすめです。

 

低い台襟のメリットとしては・・・

・首の短い人にとっては、小顔効果がある
・ネクタイを外しても襟が綺麗に開くので上品で爽やかな印象に見える
・ガッチリ体型の方も首が詰まって見えない。
・首が長く見えるのでスマートな印象に見える。

 

  台襟の高さはジャケットから1.5㎝出るのがベスト!
×  首が見えすぎて頼りない印象に・・。
×  窮屈そうに見えて顔が大きく見えてしまう

 

  2、シャツの襟首は2本指でチェックする。

首元が詰っているとどうしても窮屈になってしまいますよね。ジャストな首回りの大きさは指2本が目安です。ヌード寸プラス2〜2.5㎝くらいですね。

 

首まわりの実寸が37cmの方は、首まわりのサイズが39cm~39.5cmのシャツをお選びください。 これよりも大きなサイズを選ぶと、襟まわりがだらしなくなり、身幅が大きくなりすぎるのでオススメできません。一度テーラーさんに測ってもらうといいですよ。

 

3、ワイシャツは最低限1週間分揃える

意外に見られてる?スーツの袖丈の黄金バランスとは?カフス編』でも書いたように、ワイシャツはもともと、ヨーロッパにおけるアンダーウェア(下着)と解釈されていたため、ジャケットやコートなどの上着やウエストコート(ベスト)に隠れ、衿部分と袖口しか見えないもので、上着が直接肌に触れないよう汚れを防ぐという働きをしていたんです。

 

つまり「下着なので毎日着替える」のですね。

 

ワイシャツはスーツと違い直接肌に触れるものなので、汗や皮脂が付きやすいのも事実です。
洗濯せずに着て、汗染みで黄ばんでしまった汚れを落とすのは本当に大変ですし大切なシャツが汚れて着られなくなります。ぜひ毎日着替えて洗濯をお勧めします。

 

あなたはシャツのサイズ合ってますか?

スーツ量販店に行けば、色も種類も様々なシャツがありますが、ちょっとした落とし穴もあるので注意してください。

 

スーツ量販店は「首回り」と「袖丈」の寸法でサイズ分けをしているので、ジャストサイズにはならない。

 

ジャケットから見える「袖口」「襟」を重視して誰にでもそれなりに合うように作っているので、お店の仕組みを考えると仕方ないのですが、お客様にとってジャストサイズのシャツを見つけるのは難しいようです。腹周りがダボっと余ったり、ボタンが弾けそうなくらい窮屈になったりするのはそのためです。

 

お昼時のオフィス街のシャツのみで歩いているサラリーマンの中にもサイズが合わずに「ダボダボ」「ピチピチ」の方を見かけたことがある方は少なくないはずです。あなたの持っているシャツは大丈夫ですか?ぜひこの機会に鏡でチェックしてみましょう。

 

そして最近はデザイン性を加えすぎたシャツも多く売られていますが、ビジネスシーンで「品格」を保ちたいのであれば、凝ったデザインのシャツは避ける方が無難です。

 

実は!ワイシャツこそカスタムオーダーがオススメ

肌に直接触れるワイシャツは体のサイズや特徴が出やす為、自分のサイズをしっかりとテーラーさんに採寸して頂いてオーダーすることでジャストサイズの着こなしができます。

スーツの顔となるVゾーンの美しさで印象は大きく違います。オーダーシャツがあなたの魅力を引き出し、良い印象を与える存在になってくれれば嬉しいです。

 

オーダースーツ研究所は、あなたの魅力を引き出すスーツに出会える事を願っています!