大人のスーツ学とは？
ビジネス、プライベートにおいて、
スーツを着こなすために最低限必要となる、
知っておいて損のない、基礎知識をお届けしています。
大人のスーツ学を学ぶことで『正統派』と呼ばれる
ベーシックなスーツの着こなしを学ぶことができます。
本日、お届けするのは『上着：ジャケット』になります。
上着というのは、人の目線にも留まりやすく、
その人の全体の印象を捉える場所でもあります。
今日、お伝えする２点は、
既製服のスーツであっても、オーダースーツであっても、
欠かせないポイントですので、
ぜひ、ご自身のスーツを着用時には、鏡で確認してみてください。
スタイルの起点になる袖山の位置！
肩幅は本当に人それぞれ、なで肩、いかり型、
肩の厚みによっても変わってきます。
ポイントは『袖山』と呼ばれる部分です！
○ ジャケットの袖山と自分の肩が合っている状態になると、肩に袖山がしっかり乗っている状態になります（左）
× オーバーサイズになると袖山が外側へ落ちてしまい、貧相な印象を与えてしまう。
また、肩周りや袖に不自然なシワができる。（右）
背中の不自然なシワを見逃さない！
男は後ろ姿で語る！というのは古いかもしれませんが、
やはり、後ろ姿はスマートでありたいですよね、
去り際だけでなく、商談の際にも、
どこから見てもフィットしていることが重要になります。
自分で見ることが出来ないからこそ、
鏡を使って確認をして頂きたい重要ポイントです。
○ 不自然なシワがない状態がベスト！（左）
× サイズが大きい場合は、縦方向にシワが入り、
サイズが小さい場合は、横方向にシワが入る。（右）
鏡を見ながら確認をすること
スーツの着こなしで大切になるのは、
着ているスーツが「あなに本当にフィットしているかどうか？」
という点が最重要項目なります。
既製服を選んでいる場合だと、
本当に自分にぴったりのスーツに出会うのは稀で、
肩幅で選ぶと、ウエスト周りがゆるかったり、
背中に妙な隙間が出来てしまっていたり、
手足の長さが長かったり、短かったりするものです。
自分に合うものを知る。
今あるものがフィットしているかどうか、
今回は、まず「シワ」の入り方、
という観点で確認してみてください！
